澤村 翔子 (Shoko Sawamura)
メゾソプラノ
熊本県出身。東京学芸大学音楽科声楽専修卒業。
2004年国際ベルヴェデーレ・オペラオペレッタコンクール日本代表。
同年第3回長久手オペラ声楽コンクール特別賞受賞。2008年イタリア・アートリで行われたアクアヴィーヴァ声楽コンクールファイナリスト。
2007年よりイタリア・ボローニャへ渡り研鑽を積む。
これまでに『カルメン』メルセデス、『魔笛』侍女2、『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『リゴレット』マッダレーナ、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『セヴィリアの理髪師』ロジーナ、『天国と地獄』ヴェニュス、『ロメオとジュリエット』ステファノ、『ダイドーとイニーアス』『カヴァレリア・ルスティカーナ』『こうもり』などをはじめとしてオペラ、オペレッタに出演する。舞台に於いては、歌唱力・豊かな表現力は勿論、演技面においてもその評価は高い。またバッハ「マニフィカート」、モーツァルト「戴冠式ミサ」「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、ヴェルディ「レクイエム」ベートーヴェン「第九」などのソリストなどもつとめており好評を博しており、16世紀後半~現代までの幅広いレパートリーを持っている。
近年では自身の演奏・創作活動にも力を入れて取り組んでおり、アンサンブルグループ「趣味の古楽」や、中川俊郎氏をはじめとする作曲家達の新作初演を多く手がける「本歌取りプロジェクト」に結成当初より歌手メンバーとして参加、2008年にラ・フォルジュルネ・オ・ジャポンに出演するなど活躍の場を広げている。
二期会会員