所谷直生 ところだに・なおき
国立音楽大学卒業。日本オペラ振興会歌手育成部17期生修了。
2004年、日本オペラ協会「みづち」の小太郎、同年5月藤原歌劇団に「イル・カンピエッロ」のゾルゼートでデビュー。その後、藤原歌劇団では「椿姫」ガストン、「アドリアーナ・ルクヴルール」ポアソン、「ランスへの旅」ゼフィリーノ、「泥棒かささぎ」イザッコ、「カルメル会修道女の対話」司祭、「ルチア」ノルマンノに出演。これまでに青いサカナ団公演にて、神田慶一作曲「クローンのジュリエットはロミオの夢を見るか?」「東京アラビアンナイト」「祭りの唄が聞こえる」「1983」「僕は夢を見た、こんな満開の桜の樹の下で」「あさくさ天使」「輝きの果て」などで主要な役に出演する。また、「ラ・ボエーム」ロドルフォ、「ドン・カルロ」カルロ、「リゴレット」マントヴァ、「ルイザミラー」ロドルフォ、「カルメン」ホセ、「マノン」デ・グリュー、「こうもり」アルフレード、「ポッペアの戴冠」ネローネ、「トリスタンとイゾルデ」若い水夫、「サンドリオン」シャルマン、「コシファントゥッテ」フェランド、「フィガロの結婚」バジリオ、クルツィオ、「トゥーランドット」ポン、「絹のはしご」ドルヴィル、「フランチェスカ・ダ・リミニ」パオロ、「トスカ」カヴァラドッシなどに出演。2007年にはイタリア、エルバのフェスティバルにて「愛の妙薬」ネモリーノに出演。2011年には、新国立劇場こどものためのオペラ劇場「パルジファルとふしぎな聖杯」パルジファル役に出演。
またベートーヴェン「第九」、モーツァルト「レクイエム」、プッチーニ、グノー、ベルリオーズ、シューベルトなどミサ曲のソロに出演。これまでに、吉沢哲夫、藤川泰彰、フランコ・カステッラーナ、各氏に師事。現在、藤原歌劇団団員。